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三井オーシャンフジ・サクラの船内ガイド|食事・ドレスコード・支払い・持ち物

商船三井クルーズの三井オーシャンフジ三井オーシャンサクラは姉妹船で、船内の造り・食事・ルールはほぼ共通です。ここでは、予約後に配布される乗船案内の内容をもとに、予約する前に知っておくと判断が変わることを整理しました。料金に含まれるもの、服装、船内での支払い方法、持ち物、子ども連れの可否まで、公式ページの商品説明には出てこない部分が中心です。

まず押さえておきたい3つ

この船を検討している方が「知らずに予約すると困る」点は、次の3つに集約されます。

料金に含まれるもの/別途かかるもの

含まれるもの

メインダイニング「ザ・レストラン富士」、ビュッフェの「テラスレストラン八葉」、「プールサイドレストラン湖畔」での食事はクルーズ代金に含まれます。24時間対応のルームサービスも追加代金なし(下船前日の夜まで)で、客室に備え付けの飲料も無料です。上に書いたとおり、これらのダイニングではアルコールを含む多くの飲み物も代金に含まれます。

Wi-Fiは1端末ぶんがクルーズ代金に含まれますチップは不要です。

別途かかるもの

寄港地観光ツアーの案内は出発の約1か月半前に郵送され、申込は事前、支払いは船内精算です。締切後は座席調整に入るため、参加したい方は期日までに申し込むほうが確実です。

服装とドレスコード

日中はカジュアルで問題ありません。夕方以降にドレスコードがあり、カジュアル・セミフォーマル・フォーマルの3段階です。その日の指定は船内新聞「PORT & STARBOARD」で案内されます。

和服でのドレスコード対応も想定されており、格に応じた目安が案内書に示されています。ただし着付けサービスはありませんので、和服で参加する場合はご自身で着られることが前提になります。

注意点として、客室にパジャマ類の用意はありません。ホテルと同じ感覚でいると初日に困ります。また、スリッパやパジャマ、水着のままで客室の外に出るのは控えるよう案内されています。プールやパブリックスペースでは、刺青(ファッションタトゥーを含む)が露出する服装も遠慮するよう求められています。

持ち物と手荷物

食事制限がある場合

減塩食、ノンオイル食、食物28品目のアレルギー対応食が用意されています。希望する場合は出港の3週間前までに、予約した旅行会社またはクルーズデスクへ「特別食事前お伺いシート」を提出する必要があります。船に乗ってから頼めるものではないので、該当する方は予約時点で段取りしておいてください。

なお、ビュッフェでは特別食の提供がなく、完全な食物アレルギー対応メニューではない旨も明示されています。重度のアレルギーがある場合は、事前に具体的な相談をしておくのが確実です。

船内の施設

フロアごとにおおよそ次のように配置されています。

喫煙はデッキ10中央の喫煙コーナーのみで、客室(バルコニーを含む)とパブリックスペースは全面禁煙です。加熱式タバコ・電子タバコも同じ扱いで、違反した場合は罰金が科されることがあると明記されています。

体調を崩したときは

船内のメディカルセンターには医師と看護師が常勤しています。ただし日本の健康保険は適用されず、診察料・薬代は自己負担です。海外旅行保険や、クレジットカード付帯の保険で船内診療がカバーされるかを確認しておくと安心です。酸素濃縮器などの医療機器を持ち込む場合は、予約の時点で申し出が必要です。

寄港地での過ごし方

寄港地では、有料の観光ツアーに参加するほかに、自分で歩く自由観光も選べます。午前中に上陸して昼食のために一度船へ戻り、午後また出かけるといった使い方も可能です(ただし出国審査を終えた後は再上陸できません)。

知っておきたいのは食品の持ち出し制限です。船から肉類・野菜・果物などの農産物を持ち出すことは禁止されています。逆に、日本国内の寄港地で買ったお土産を船内に持ち込んでしまうと、最終下船地まで通関手続きが必要になります。その場で購入店から自宅へ直送すれば手続きは不要なので、買い物の仕方で手間が変わります。

下船の流れ

下船前夜に、使わない衣類などをスーツケースにまとめて客室ドアの前に出します。パスポート・貴重品・壊れやすいもの・常用薬・洗面用具など、翌朝使うものは手元に残してください。金庫は開けた状態で退室します。

当日は下船タグの色別に船内放送で順番に呼ばれるので、呼ばれるまで客室や船内で待ちます。ターミナルで荷物を受け取ったら、その場でスーツケースの破損がないか確認してください。その場で申し出なかった破損は補償の対象外になります。

なお、復路の宅配を申し込み済みでも、下船前夜にドアの外へ出した荷物が自動的に自宅まで届くわけではありません。ターミナルで一度受け取り、配送カウンターへ預ける手順になります。

車いす・通船(テンダーボート)について

船が岸壁に直接着けられない小さな港では、本船と桟橋の間を通船(テンダーボート)で往復します。この場合、車いすに乗ったままの乗下船は安全上できません。車いすを利用する方は事前に健康アンケートの提出が必要です。行きたい寄港地が通船になるかどうかは、予約前に販売会社へ確認しておくとよいでしょう。

どんな人に向いているか

ここまでを踏まえると、この2隻は大人がゆっくり過ごす船という性格がはっきりしています。飲み物込みで追加出費を気にせず過ごせること、日本語環境と和食が基本であること、チップが不要なことは、初めてのクルーズでも構えずに済む条件です。

一方で、キッズプログラムやウォータースライダーのような子ども向けの仕掛けは用意されていません。小さなお子さま連れで船内の遊び場を重視するなら、大型の海外船社の船のほうが合います。

料金と空席を調べる

船内の過ごし方が自分に合いそうだと感じたら、実際の航海を見比べてみてください。当サイトでは同じ航海を複数の旅行会社の掲載からまとめて表示しています。

この記事は乗船前に配布される案内書の内容をもとにしていますが、設備・サービス・料金に含まれる範囲は航海や時期によって変わることがあります。最新の内容は必ず各社の公式予約ページと、予約後に届く案内書でご確認ください。

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