三井オーシャンフジの料金と選び方|飛鳥Ⅱ・飛鳥Ⅲとの比較
三井オーシャンフジは、商船三井クルーズが2024年に就航させた日本船です。にっぽん丸に続く同社の客船として、日本発着の航路を中心に運航しています。当サイトの掲載では109プランと、日本船のなかでは飛鳥シリーズを上回る掲載数です。ここでは料金の目安、日程の幅、飛鳥Ⅱ・飛鳥Ⅲとの違いを整理します。
三井オーシャンフジとはどんな船か
三井オーシャンフジは、商船三井クルーズが運航する日本船です。船内の案内や食事、サービスがすべて日本語・日本仕様で、和食もしっかり組み込まれています。言葉の不安がなく、日本人の感覚に合った過ごし方ができるのが日本船の最大の利点です。
同社にはにっぽん丸という長く親しまれた客船があり、三井オーシャンフジはその後に加わった船です。姉妹船として三井オーシャンサクラも就航しています。
料金の目安
掲載中の三井オーシャンフジの航海は、最安が約15万円、中央値は41万円前後です。上は300万円を超える長期クルーズまで幅があります。
日本船は総じて海外船社の日本発着クルーズより料金水準が高めです。これは船が中規模で乗客数が限られること、日本語対応や和食提供といったサービスに相応の体制が必要なことが背景にあります。「言葉の心配なく、細やかなサービスを受けたい」という価値にどれだけ重きを置くかで、選択が分かれます。
日程の幅が非常に広い
この船の特徴は日程の幅の広さです。掲載データでは2泊から46泊まであり、最も多いのは6泊前後です。
週末を使った2〜3泊の短い航海で船旅を試すこともできれば、1か月を超える長期クルーズで腰を据えて旅をすることもできます。初めての方はまず短い航海で船上の過ごし方に慣れ、相性を確かめてから長い日程に進む、という選び方ができるのは利点です。
出発港
掲載データでは横浜・東京が中心で、和歌山・高知・長崎といった地方の港から出発する航路も見られます。日本各地の港を発着地に使う航路が組まれているため、お住まいの地域によっては移動の負担を抑えられる可能性があります。
方面は日本周遊が中心で、韓国など近隣アジアの港を組み合わせた航路もあります。
飛鳥Ⅱ・飛鳥Ⅲとの違い
日本船を検討する際、多くの方が比較するのが郵船クルーズの飛鳥シリーズです。当サイトの掲載データで料金の中央値を比べると、次のような関係になっています。
- 飛鳥Ⅱ:18万円前後
- 三井オーシャンフジ:41万円前後
- 飛鳥Ⅲ:35万円前後
ただしこの数字は、それぞれの船で組まれている航路の長さや客室構成の違いを反映したものです。三井オーシャンフジは長期クルーズの掲載が多いため中央値が押し上げられており、船そのものの価格帯を直接比べたものではありません。実際に比較する際は、同程度の泊数・同じ客室タイプで見比べてください。
いずれも日本語環境と和食が基本という点は共通しています。設備の新しさ、船の規模、航路の好みで選ぶことになります。
料金を抑えるには
内側(窓のない)客室を選ぶ、大型連休やお盆・年末年始を外す、短めの日程を選ぶ、という組み合わせが基本です。この船は2〜3泊の短い航海も組まれているため、日本船を手が届く価格で試す入口としても使えます。
同じ航海を複数の旅行会社が販売していることもあります。条件をそろえて価格を見比べてみてください。
予約前に確認したいこと
就航から日が浅い船は人気が高く、特に連休にかかる日程は早く満室になる傾向があります。最新の料金・空席・日程は、必ず各社の公式予約ページでご確認ください。