ディズニーウィッシュで行くバハマクルーズ|料金・日程・パーク付きプランの中身
ディズニーウィッシュは、ディズニー・クルーズラインが2022年に就航させた客船です。日本から参加できるプランも販売されていますが、日本発着の航路はなく、パッケージの中身も一般的なクルーズとはかなり違います。当サイトの掲載38プランを見ると、料金は63万3千円から、中央値は75万円前後です。ここでは、実際に売られている形と、日本から乗るならどう選ぶかを整理します。
売られているのは「クルーズ+パーク」のセット
まず知っておきたいのが、日本で売られているディズニーウィッシュのプランは、ほぼすべてバハマ3〜4泊のクルーズと、フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド滞在をセットにした旅行だという点です。船だけを売っている形ではありません。
そのため表示されている7〜8泊という数字は旅行全体の日数で、実際に船に乗るのは3〜4泊です。残りは往復の移動と、オーランドでのパーク滞在に充てられます。「1週間クルーズ船で過ごせる」と思って申し込むと、想定とずれます。
逆に言えば、船とパークを1回の旅行で両方まわれるのがこの商品の狙いです。フロリダまでの往復を1度で済ませられるので、どちらも体験したい方には効率のよい組み立てになっています。
旅程の流れ
掲載データの旅程はおおむね次の順序です。
- 日本を出発し、オーランドへ(乗り継ぎあり)
- ホテルで1泊し、ポートカナベラルから乗船
- バハマの寄港地を巡る(3〜4泊)
- ポートカナベラルで下船し、そのままパークへ
- パーク自由行動
- オーランド発、日本着
船が日本の港から出るわけではないので、フライ&クルーズの形になります。パスポートは当然必要で、アメリカ入国のためのESTA(電子渡航認証)の手配も伴います。
寄港するのはどこか
バハマ航路の寄港地は、掲載データでは次の3か所が中心です。
- キャスタウェイ・ケイ — ディズニー・クルーズラインが所有するバハマのプライベートアイランドです。船の乗客だけが上陸する島で、ビーチや食事が用意されています。
- ルックアウト・ケイ — エルーセラ島にあるディズニーの新しい上陸地です。こちらもクルーズの乗客向けの区画です。
- ナッソー — バハマの首都で、街歩きや買い物ができる一般の港町です。日程によっては寄港しないコースもあります。
プライベートアイランドが日程に組まれているのがこの航路の特徴で、寄港地でも船の世界観が途切れないつくりになっています。
時期によってテーマが変わる
掲載データを月別に見ると、8月から12月にかけて満遍なく設定があり、時期ごとにテーマが付いています。
- ハロウィーン航海(おおむね9〜10月)— 船内がハロウィーン装飾になり、専用のイベントが行われます。
- ベリーメリータイム航海(おおむね11〜12月)— クリスマス仕様の装飾とイベントが加わります。
同じ船・同じ寄港地でも船内の演出が変わるので、時期の選び方が満足度に直結します。料金はテーマの有無でそこまで大きくは変わりません(掲載データでは73万〜75万円前後が中心)。
料金の目安
掲載中のディズニーウィッシュのプランは、最安が約63万円、中央値は75万円前後、上は102万円までです。この金額には往復の航空券、オーランドでのホテル、クルーズ、パーク滞在が含まれる構成になっています。
クルーズ単体の料金として見ると高く感じますが、フロリダまでの往復航空券とパーク付きの旅行として見ると評価が変わります。比較するなら「クルーズだけの商品」ではなく、フロリダ旅行の総額と並べて考えるのが実態に合っています。
ディズニーアドベンチャーとどちらを選ぶか
日本からディズニーの船に乗る選択肢として、もう一隻ディズニーアドベンチャーがあります。当サイトの掲載数はこちらが圧倒的で、209プランです。両者は性格がまったく違います。
| ディズニーウィッシュ | ディズニーアドベンチャー | |
|---|---|---|
| 乗船地 | ポートカナベラル(アメリカ) | シンガポール |
| 旅行日数 | 7〜8泊 | 4〜6泊 |
| 料金の中央値 | 75万円前後 | 32万円前後 |
| 組み合わせ | ウォルト・ディズニー・ワールド滞在付き | クルーズ中心 |
費用と休みの取りやすさを重視するなら、日本から近いシンガポール発のディズニーアドベンチャーのほうが現実的です。一方、ウォルト・ディズニー・ワールドにも行きたい、あるいはディズニー・クルーズラインの新しい船に乗ること自体が目的なら、ディズニーウィッシュを選ぶ意味があります。
子ども連れで検討する場合
ディズニー・クルーズラインの船は、年齢別のキッズプログラムが用意されている一方、大人だけで過ごせるレストランやプールのエリアも分けられています。家族それぞれが別の時間を持てる設計になっているのが、他の船会社との大きな違いです。
ただしこのプランは移動時間が長く、日本からオーランドまで乗り継ぎを含めた長距離移動が往復で発生します。小さなお子さま連れの場合は、船内の充実度よりも移動の負担のほうが実際の課題になりやすい点は見ておいてください。
予約前に確認したいこと
船に乗る泊数、パーク滞在の日数、航空券のクラス、含まれる食事の範囲は、プランによって変わります。とくに「何泊が船で、何泊がパークか」は総額の印象を左右するので、申し込む前に旅程表で確認してください。
最新の料金・空席・日程は、必ず各社の公式予約ページでご確認ください。