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隅田川七福神の巡り方

墨田区向島の6か所で7神を巡ります。三囲神社に恵比寿と大黒天の2柱が祀られているため、7神で6か所という構成です。隅田川沿いを多聞寺(鐘ヶ淵側)から三囲神社(本所吾妻橋側)へ南下する順路が歩きやすく、所要は2〜3時間。向島百花園(福禄寿)は入園料がかかります。

社寺の数6か所
授与期間授与期間は各社寺の公式情報で確認してください
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順路

  1. 三囲神社恵比寿神・大国神
  2. 弘福寺布袋尊
  3. 長命寺弁財天
  4. 向島百花園(福禄寿堂)福禄寿
  5. 白鬚神社寿老神
  6. 多聞寺毘沙門天

順番に決まりはありません。最寄り駅から近い順に回るのが歩きやすい方法です。御朱印は参拝してから受け、授与時間・初穂料・書き置き対応は変わることがあるので、参拝前に各社寺の公式情報で確認してください。

隅田川七福神の6社寺

1番目

三囲神社

祀られている神恵比寿神・大国神
住所東京都墨田区向島2-5-17
御朱印通年対応

三越の三井家ゆかりの神社としても知られる。

6か所で7神を祀るため恵比寿・大国神の2柱が祀られる。

この社寺の歴史

社名は、土中から白狐にまたがる老翁の像が現れたとき、どこからか白狐が来て神像のまわりを三度めぐったという伝承にちなむと伝えられます。文和年間(1353〜55)には近江三井寺の僧・源慶が東国遍歴の途中に社を改築したといいます。元禄6年(1693)、干ばつに苦しむ村人に代わって俳人・宝井其角が雨乞いの句を詠んだところ、翌日に雨が降ったという逸話も残ります。江戸に進出した三井家が守護神として崇めた社で、隅田川七福神の恵比寿神・大国神は、もともと三井の越後屋(のちの三越)に祀られていたものです。1か所で2柱を祀るため、6か所で七福神をまわる構成になっています。

出典:東京都神社名鑑・隅田川七福神参拝案内(猫の足あと)

2番目

弘福寺

祀られている神布袋尊
住所東京都墨田区向島5-3-2
御朱印通年対応

黄檗宗の寺院。

この社寺の歴史

延宝年間に鉄牛道機禅師が開いた黄檗宗の寺で、開基は小田原城主・稲葉正則。鉄牛は石見の出身で、京都宇治の万福寺の創建にも尽力した行動力のある禅僧でした。本堂は黄檗宗らしい唐風の造りで、両翼の円窓や堂前の月台にその特徴がよく表れています。伽藍は関東大震災で焼失し、昭和8年に再建されました。境内の石像は古くから「咳の爺婆尊」と呼ばれ、口中に病のある人は爺に、咳を病む人は婆に祈願する風習が伝わります。隅田川七福神では、禅宗にちなんで布袋尊が祀られています。

出典:墨田区教育委員会掲示ほか(猫の足あと)

3番目

長命寺

祀られている神弁財天
住所東京都墨田区向島5-4-5
御朱印通年対応

弘福寺のすぐ隣。

名物「長命寺桜もち」の門前で有名。

この社寺の歴史

寛永年間、三代将軍・徳川家光がこのあたりへ鷹狩りに来た際、急に腹の具合を悪くして休息し、住職が加持した境内の井戸水で薬を服んだところたちまち治まったことから、その水に「長命水」の名が贈られ、寺も長命寺と呼ばれるようになったと伝えられます(『新編武蔵風土記稿』はこの出来事を家康のこととする説も伝えます)。門前の桜もちは享保年間から続く向島の名物として知られています。隅田川七福神の弁財天を祀り、弁財天は水の神であることから蛇が使いとされ、巳の日に参拝する習わしが生まれました。

出典:墨田区教育委員会掲示・新編武蔵風土記稿(猫の足あと)

4番目

向島百花園(福禄寿堂)

祀られている神福禄寿
住所東京都墨田区東向島3-18-3
御朱印元旦〜1月7日のみ御開帳。入園料150円(65歳以上70円、小学生以下無料、三が日無料)

文化年間、百花園に集った文人たちが考案した巡拝コース。

隅田川七福神めぐり発祥の地。

この社寺の歴史

江戸の町人文化が花開いた文化・文政期(1804〜1830)に、骨董商を営んでいた佐原鞠塢がつくった庭園です。開園当初は360本の梅が主体で、当時名高かった亀戸の梅屋敷に対して「新梅屋敷」と呼ばれました。園内に祀られる福禄寿は、創設者の鞠塢が大切に信仰していたもの。文人たちが集ったこの庭は隅田川七福神めぐりの中心地でもあり、正月には多くの参拝者で賑わいます。民営の庭園として昭和13年まで続き、昭和14年7月から東京市が公開を始めました。

出典:東京都公園協会

5番目

白鬚神社

祀られている神寿老神
住所東京都墨田区東向島3-5-2
御朱印通年対応

近江の白鬚大明神を勧請したと伝わる。

この社寺の歴史

社伝によれば、天暦5年(951)、慈覚大師が関東へ下った際に、近江国の比良山麓に鎮座する白鬚大明神の御分霊をこの地に祀ったのが始まりと伝えられます。主祭神の猿田彦大神は、記紀において正しい方位を示す国土開拓の神として記され、人を正しく導く神とされることから、旅立ちの安全や交通安全、商売繁昌、方災除けの神として信仰を集めてきました。隅田川七福神では寿老神として祀られています。

出典:白鬚神社 社伝(東京都神社庁ほか)

6番目

多聞寺

祀られている神毘沙門天
住所東京都墨田区墨田5-31-13
御朱印1月1日〜7日のみ御朱印授与

茅葺きの山門が残る古刹。

隅田川七福神の中で最も北にある。

この社寺の歴史

真言宗智山派の寺で、天徳年間(957〜961)の創建と伝えられます。もとは現在の隅田川神社のあたりにあって大鏡山明王院隅田寺と称し、本尊は不動明王でした。天正年間(1573〜93)に住職の鑁海によっていまの地へ移され、隅田山吉祥院多聞寺と改め、本尊も毘沙門天となりました。狸にまつわる伝承が残り「たぬき寺」とも呼ばれ、境内には狸塚があります。木造茅葺の山門は享保3年(1718)の焼失後に再建されたもので、寺に残る唯一の江戸期木造建築、区内最古の建造物とされます。関東大震災にも戦災にも遭わず、昔日の面影をとどめる数少ない寺です。

出典:墨田区教育委員会掲示ほか(猫の足あと)

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