山下白雨(黒富士)のクロスステッチ無料図案
葛飾北斎(冨嶽三十六景・1831年頃)
「赤富士」と対になる一枚で、「黒富士」とも呼ばれます。空は晴れているのに、山の裾では稲妻が走っています。標高によって天気が違う——高い山では実際に起こることを、一枚の絵に収めました。山肌の黒と、稲妻の赤。上半分の静けさと下半分の激しさが同居しています。
仕上がりイメージ
プレビュー画像は、実際の図案を縮小したものです。
| マス数 | 140 x 92 マス |
|---|---|
| 使用色数 | 9色 |
| 仕上がり | 11ct 約12.7 x 8.4 cm 14ct 約10.0 x 6.6 cm |
使用する糸
色番号はDMCの糸を基準にしています。お好みのメーカー(オリムパス・コスモなど)の近い色で代用しても大丈夫です。
-
DMC 310
ブラック -
DMC 3865
ウィンターホワイト -
DMC 3747
ブルーバイオレット(ベリーライト) -
DMC 815
ガーネット(ミディアム) -
DMC 3755
ブルー -
DMC 322
マリンブルー -
DMC 3325
ベビーブルー -
DMC 796
ロイヤルブルー(ダーク) -
DMC 823
ネイビー(ダーク)
生地(アイーダ布)
上のサイズ表の通り、同じ図案でもカウント数(生地の目の細かさ)によって仕上がりサイズが変わります。11カウントはマス目が大きく初心者の方でも刺しやすく、14カウントは仕上がりが小さく上品になります。
- 11カウントのアイーダ布
- 14カウントのアイーダ布
元の作品について
Wikimedia Commonsより(ファイル: Lightnings below the summit.jpg)。パブリックドメイン。
この図案は、元の絵の色をDMC刺繍糸の色番号に置き換えて作成しています。使う糸の色数を絞っているため、実際の作品の色味とは多少異なります。
刺し方のポイント
| 難易度の目安 | 中級 1万目台で色数も控えめ。絵画・浮世絵の図案では取りかかりやすい部類です。 |
|---|---|
| 総目数 | 12,880目(140 × 92 マス) |
| 所要時間の目安 | およそ51〜85時間(1時間に150〜250目のペースで計算) |
- 9色と少なく、黒い富士の裾野と稲妻のコントラストが主役です。まず山の黒い面を刺し、稲妻の黄色は最後に1本ずつ入れると線が際立ちます。
- 上部の青空から山頂にかけてのグラデーションは、同じ色の列が長いので初心者向き。北斎の図案の中では最も取りかかりやすい1枚です。
- 白い布だと雲の白が布と同化するので、生成り(エクリュ)のアイーダをおすすめします。
糸は25番刺繍糸を2本取り、布の中心から刺し始めるのが基本です。図案のPDFは必ず倍率100%で印刷し、刺し終えた行を蛍光ペンで消していくと数え間違いを防げます。