大はしあたけの夕立のクロスステッチ無料図案
歌川広重(江戸時代・1857年)
突然の夕立に、橋の上の人々が慌てて走り出しています。傘をさす人、笠をかぶって背を丸める人、蓑を頭からかぶった人。雨は、細くまっすぐな線で描かれています。木版画で細い線をまっすぐ引くのは、彫るのも摺るのも難しい技術です。川面には筏が浮かび、対岸は雨に霞んでいます。ゴッホがこの絵を油絵で模写しており、日本の版画が西洋の画家に与えた影響を示す例としてよく紹介されます。
仕上がりイメージ
プレビュー画像は、実際の図案を縮小したものです。
| マス数 | 140 x 212 マス |
|---|---|
| 使用色数 | 21色 |
| 仕上がり | 11ct 約12.7 x 19.3 cm 14ct 約10.0 x 15.1 cm |
使用する糸
色番号はDMCの糸を基準にしています。お好みのメーカー(オリムパス・コスモなど)の近い色で代用しても大丈夫です。
-
DMC 310
ブラック -
DMC 826
ブルー(ミディアム) -
DMC 798
デルフトブルー(ダーク) -
DMC 3799
チャコールグレー(ベリーダーク) -
DMC 800
デルフトブルー(ペール) -
DMC 322
マリンブルー -
DMC Ecru
エクリュ(生成り) -
DMC 3325
ベビーブルー -
DMC 712
クリーム -
DMC 611
ドラブブラウン(ダーク) -
DMC 3782
モカブラウン(ライト) -
DMC 809
デルフトブルー(ベビー) -
DMC 3841
ベビーブルー(ライト) -
DMC 3865
ウィンターホワイト -
DMC 613
ドラブブラウン(ライト) -
DMC 807
ピーコックブルー -
DMC 300
マホガニー(ベリーダーク) -
DMC 415
パールグレー -
DMC 930
アンティークブルー(ダーク) -
DMC 823
ネイビー(ダーク) -
DMC 504
ブルーグリーン(ベリーライト)
生地(アイーダ布)
上のサイズ表の通り、同じ図案でもカウント数(生地の目の細かさ)によって仕上がりサイズが変わります。11カウントはマス目が大きく初心者の方でも刺しやすく、14カウントは仕上がりが小さく上品になります。
- 11カウントのアイーダ布
- 14カウントのアイーダ布
元の作品について
Wikimedia Commonsより(ファイル: Hiroshige, Sudden shower over Shin-Ōhashi bridge and Atake, 1857.jpg)。パブリックドメイン。
この図案は、元の絵の色をDMC刺繍糸の色番号に置き換えて作成しています。使う糸の色数を絞っているため、実際の作品の色味とは多少異なります。
刺し方のポイント
| 難易度の目安 | 上級 2〜3万目の長丁場です。区画を決めて少しずつ進める前提で取りかかってください。 |
|---|---|
| 総目数 | 29,680目(140 × 212 マス) |
| 所要時間の目安 | およそ118〜197時間(1時間に150〜250目のペースで計算) |
- 斜めに降る雨は、図案では黒・グレーの細い斜線として表現されています。橋と人物を刺し終えてから、雨をバックステッチで足す方法にすると、クロスで斜線を作るより線が通ります。
- 橋の茶と川の青緑の面が大きく、人物は小さい。橋→川→人物→雨の順が、目数を見失わない順番です。
- 雨の日の暗い空を表す上部のグラデーションは、色の帯が横に長いので効率よく進みます。
糸は25番刺繍糸を2本取り、布の中心から刺し始めるのが基本です。図案のPDFは必ず倍率100%で印刷し、刺し終えた行を蛍光ペンで消していくと数え間違いを防げます。