庄野 白雨のクロスステッチ無料図案
歌川広重(東海道五十三次・1833年頃)
坂道を、旅人たちが雨に追われて駆けています。かごを担ぐ二人は前へ、傘の二人は後ろへ。互いに逆方向へ走ることで、慌ただしさが伝わります。雨は斜めに、坂は反対向きの斜めに。二つの斜線が画面をよぎり、風の強さを感じさせます。背景の竹林はぼかしで霞ませ、雨の向こう側にあることを示しています。
仕上がりイメージ
プレビュー画像は、実際の図案を縮小したものです。
| マス数 | 140 x 93 マス |
|---|---|
| 使用色数 | 20色 |
| 仕上がり | 11ct 約12.7 x 8.5 cm 14ct 約10.0 x 6.6 cm |
使用する糸
色番号はDMCの糸を基準にしています。お好みのメーカー(オリムパス・コスモなど)の近い色で代用しても大丈夫です。
-
DMC 931
アンティークブルー(ミディアム) -
DMC 317
パウターグレー -
DMC 413
パウターグレー(ダーク) -
DMC 415
パールグレー -
DMC 3865
ウィンターホワイト -
DMC 3747
ブルーバイオレット(ベリーライト) -
DMC 502
ブルーグリーン -
DMC 504
ブルーグリーン(ベリーライト) -
DMC 414
スティールグレー(ダーク) -
DMC 762
パールグレー(ライト) -
DMC 932
アンティークブルー(ライト) -
DMC 310
ブラック -
DMC 503
ブルーグリーン(ミディアム) -
DMC 501
ブルーグリーン(ダーク) -
DMC 3782
モカブラウン(ライト) -
DMC 826
ブルー(ミディアム) -
DMC 613
ドラブブラウン(ライト) -
DMC 318
スティールグレー(ライト) -
DMC 822
ベージュグレー(ライト) -
DMC 3033
モカブラウン(ベリーライト)
生地(アイーダ布)
上のサイズ表の通り、同じ図案でもカウント数(生地の目の細かさ)によって仕上がりサイズが変わります。11カウントはマス目が大きく初心者の方でも刺しやすく、14カウントは仕上がりが小さく上品になります。
- 11カウントのアイーダ布
- 14カウントのアイーダ布
元の作品について
Wikimedia Commonsより(Google Art Project)。パブリックドメイン。
この図案は、元の絵の色をDMC刺繍糸の色番号に置き換えて作成しています。使う糸の色数を絞っているため、実際の作品の色味とは多少異なります。
刺し方のポイント
| 難易度の目安 | 中級〜上級 目数は1万目台ですが色数が多く、色替えの手間がかかります。 |
|---|---|
| 総目数 | 13,020目(140 × 93 マス) |
| 所要時間の目安 | およそ52〜86時間(1時間に150〜250目のペースで計算) |
- 斜めに走る雨と、風に傾く竹の線が主役です。雨は図案上で黒とグレーの斜線なので、背景の緑を刺し終えてからバックステッチで足すと線がまっすぐ通ります。
- 坂道を急ぐ人物の傘と蓑は、周囲より色が濃く、先に刺しておくと位置決めの基準になります。
- 上部の暗い空は緑がかった濃色の面で、ここを先に済ませると全体の重心が決まります。
糸は25番刺繍糸を2本取り、布の中心から刺し始めるのが基本です。図案のPDFは必ず倍率100%で印刷し、刺し終えた行を蛍光ペンで消していくと数え間違いを防げます。