真珠の耳飾りの少女のクロスステッチ無料図案
ヨハネス・フェルメール(1665年頃)
暗い背景から、少女がふと振り返ったところです。実はこれは特定の誰かの肖像画ではなく、「トロニー」と呼ばれる、表情や衣装を研究するための習作だと考えられています。青と黄のターバンは当時のオランダでは異国風の装いでした。耳もとの真珠は、よく見ると輪郭が描かれておらず、白い絵の具のひと筆と反射光だけで表現されています。
仕上がりイメージ
プレビュー画像は、実際の図案を縮小したものです。
| マス数 | 140 x 164 マス |
|---|---|
| 使用色数 | 9色 |
| 仕上がり | 11ct 約12.7 x 14.9 cm 14ct 約10.0 x 11.7 cm |
使用する糸
色番号はDMCの糸を基準にしています。お好みのメーカー(オリムパス・コスモなど)の近い色で代用しても大丈夫です。
-
DMC 310
ブラック -
DMC 612
ドラブブラウン(ミディアム) -
DMC 413
パウターグレー(ダーク) -
DMC 435
ブラウン(ベリーライト) -
DMC 745
イエロー(ベリーライトペール) -
DMC 3782
モカブラウン(ライト) -
DMC 955
ニルグリーン(ライト) -
DMC 3781
モカブラウン(ダーク) -
DMC 317
パウターグレー
生地(アイーダ布)
上のサイズ表の通り、同じ図案でもカウント数(生地の目の細かさ)によって仕上がりサイズが変わります。11カウントはマス目が大きく初心者の方でも刺しやすく、14カウントは仕上がりが小さく上品になります。
- 11カウントのアイーダ布
- 14カウントのアイーダ布
元の作品について
マウリッツハイス美術館(オランダ)所蔵。Wikimedia Commonsより。パブリックドメイン。
この図案は、元の絵の色をDMC刺繍糸の色番号に置き換えて作成しています。使う糸の色数を絞っているため、実際の作品の色味とは多少異なります。
刺し方のポイント
| 難易度の目安 | 上級 2〜3万目の長丁場です。区画を決めて少しずつ進める前提で取りかかってください。 |
|---|---|
| 総目数 | 22,960目(140 × 164 マス) |
| 所要時間の目安 | およそ91〜153時間(1時間に150〜250目のペースで計算) |
- 9色と少なく、暗い背景に顔と青いターバンが浮かぶ構図。まず背景の黒を刺すと、顔の位置がはっきりします。
- 肌色は3〜4色のグラデーションで、鼻筋と頬の明るい色を先に、陰の色を後から。真珠の耳飾りは白とグレーの数目で、最後に入れてください。
- 黒い背景は面積が大きく糸を多く使います。黒の糸は2かせ用意しておくと安心です。
糸は25番刺繍糸を2本取り、布の中心から刺し始めるのが基本です。図案のPDFは必ず倍率100%で印刷し、刺し終えた行を蛍光ペンで消していくと数え間違いを防げます。