牛乳を注ぐ女のクロスステッチ無料図案
ヨハネス・フェルメール(1660年頃)
台所で、女性が壺から牛乳を注いでいます。動いているのは、細く落ちる牛乳の筋だけ。それ以外のすべてが静止しています。左の窓から入る光が、パンの表面やパン籠、壁の釘の跡までを丁寧に照らしています。パンやパン籠に散らばる小さな光の粒は「点綴(てんてつ)」と呼ばれるフェルメール独特の描き方です。足元には、当時使われていた足温器が置かれています。
仕上がりイメージ
プレビュー画像は、実際の図案を縮小したものです。
| マス数 | 140 x 157 マス |
|---|---|
| 使用色数 | 15色 |
| 仕上がり | 11ct 約12.7 x 14.3 cm 14ct 約10.0 x 11.2 cm |
使用する糸
色番号はDMCの糸を基準にしています。お好みのメーカー(オリムパス・コスモなど)の近い色で代用しても大丈夫です。
-
DMC 310
ブラック -
DMC 3865
ウィンターホワイト -
DMC 3781
モカブラウン(ダーク) -
DMC 300
マホガニー(ベリーダーク) -
DMC 762
パールグレー(ライト) -
DMC 613
ドラブブラウン(ライト) -
DMC 822
ベージュグレー(ライト) -
DMC 823
ネイビー(ダーク) -
DMC 3782
モカブラウン(ライト) -
DMC 632
デザートサンド(ウルトラベリーダーク) -
DMC 336
ネイビーブルー -
DMC 611
ドラブブラウン(ダーク) -
DMC 612
ドラブブラウン(ミディアム) -
DMC 414
スティールグレー(ダーク) -
DMC 413
パウターグレー(ダーク)
生地(アイーダ布)
上のサイズ表の通り、同じ図案でもカウント数(生地の目の細かさ)によって仕上がりサイズが変わります。11カウントはマス目が大きく初心者の方でも刺しやすく、14カウントは仕上がりが小さく上品になります。
- 11カウントのアイーダ布
- 14カウントのアイーダ布
元の作品について
アムステルダム国立美術館所蔵。Wikimedia Commonsより。パブリックドメイン。
この図案は、元の絵の色をDMC刺繍糸の色番号に置き換えて作成しています。使う糸の色数を絞っているため、実際の作品の色味とは多少異なります。
刺し方のポイント
| 難易度の目安 | 上級 2〜3万目の長丁場です。区画を決めて少しずつ進める前提で取りかかってください。 |
|---|---|
| 総目数 | 21,980目(140 × 157 マス) |
| 所要時間の目安 | およそ87〜146時間(1時間に150〜250目のペースで計算) |
- 左の窓からの光で、女性の黄色い上衣と青いエプロンが明るく浮かぶ構図です。上衣の黄と、エプロンの青(DMC 823・336)の面を先に刺すと全体の重心が決まります。
- テーブルの上のパンと籠は茶系の細かい点描で、15色のうち多くを使います。人物を刺してから最後に。
- 壁の白〜グレーの面は広く、色替えが少ない区画です。壁を先に済ませると、あとが人物と小物だけになります。
糸は25番刺繍糸を2本取り、布の中心から刺し始めるのが基本です。図案のPDFは必ず倍率100%で印刷し、刺し終えた行を蛍光ペンで消していくと数え間違いを防げます。