七福神巡りは、福をもたらすとされる七柱の神さまを祀る社寺を、順番に参拝してまわる風習です。江戸時代の中頃に庶民の年中行事として広まり、いまも正月を中心に多くの人が歩いています。一か所ずつ御朱印をいただきながら進むため、地図を片手にした街歩きとしても楽しめます。
コースの多くは徒歩でつなげる距離にまとまっていて、短いものなら1〜2時間、長いものでも半日ほどで一巡できます。参拝の順序に決まりはなく、どこから始めても構いません。
| 神さま | 由来 | 主なご利益 |
|---|---|---|
| 恵比寿 | 日本古来の神。七福神で唯一の日本生まれ | 商売繁盛・大漁・五穀豊穣 |
| 大黒天 | インドの神(マハーカーラ)と大国主命が習合 | 財運・食物・出世 |
| 毘沙門天 | インド由来の武神。四天王の多聞天と同一 | 武運長久・勝負運・厄除け |
| 弁財天 | インドの河の神サラスヴァティー。七福神で唯一の女神 | 芸能・音楽・学問・財運 |
| 福禄寿 | 中国の道教の神。南極星の化身とされる | 幸福・封禄・長寿 |
| 寿老人 | 中国の道教の神。福禄寿と同一視されることもある | 長寿・健康 |
| 布袋尊 | 中国に実在したとされる僧・契此(かいし) | 笑門来福・夫婦円満・子宝 |
コースによっては、七福神に加えて別の神さまを祀る社寺が組み込まれていたり、逆に一か所で二柱を祀っていたりします。そのため「七福神巡り」でも、まわる社寺の数は6か所から9か所までコースごとに異なります。
関東の8コース・計59社寺を収録しています。各カードには祀られている神さま、住所、最寄りの情報、御朱印の授与情報(初穂料・受付時間・書き置き対応の有無)に加えて、その社寺の由緒と主な祭事をまとめています。御朱印の写真は当サイトでは掲載せず、掲載元サイトへのリンクを添えています。
中央区日本橋エリア。8社を1〜1.5時間程度で巡拝できるコンパクトなコースです。すべて神社で構成されているのが特徴で、移動距離が短いため七福神巡りが初めての方にも歩きやすいコースです。
台東区・荒川区・北区にまたがる、江戸最古と言われる七福神巡り。田端から上野まで約4〜5kmの道のりで、谷中の街並みを抜けながら歩けます。
浅草・今戸・千束エリアの9社寺を巡ります。7か所ではなく9か所あるのは、七福神に2神を加えて祀っているためです。浅草寺・浅草神社など、参拝以外にも見どころの多いエリアです。
墨田区向島エリア。三囲神社に恵比寿・大黒天の2柱が祀られるため、6か所で7神をまわる構成になっています。
北鎌倉から鎌倉、江の島まで8か所を巡ります。通年参拝できるコースで、電車移動を挟みながら1日かけてまわるのに向いています。
板橋区・練馬区の7か寺を巡ります。御開帳は例年1月1日〜7日のみのため、この期間に合わせて計画を立てる必要があります。
小江戸・川越の7か寺を巡るコース。七福神の御朱印は毎月1日と正月三が日・松の内7日間のみの授与となるため、訪問日には注意が必要です。川越の街歩きと合わせて楽しめます。
横浜市港北区(綱島・日吉・大倉山エリア)の7か寺を巡るコースです。東急東横線沿いに点在しているため、駅を起点に区切って歩けます。
御朱印は参拝した証としていただくものです。先に社務所・寺務所へ向かうのではなく、まずお参りを済ませてから受けるのが本来の順序とされています。
御朱印帳は各社寺やオンラインで購入できます。初穂料(納める金額)は300〜500円程度が一般的で、釣り銭が不要なように小銭を用意しておくと、混雑時もスムーズです。
同じ御朱印帳に神社と寺院の御朱印を混ぜても差し支えないとされることが多い一方、分けることを求める寺社もあります。気になる場合は、神社用と寺院用で分けておくと安心です。
受付時間、初穂料、書き入れか書き置きかといった扱いは変更されることがあります。とくに期間限定でしか授与されないコースもあるため、参拝前に各社寺の公式情報を確認してください。
七福神巡りは正月しかできませんか?
コースによります。鎌倉・江の島七福神や日本橋七福神のように通年で参拝できるコースがある一方、板橋七福神は例年1月1日〜7日のみの御開帳、小江戸川越七福神は毎月1日と正月三が日・松の内7日間のみの授与です。このマップの各コース説明に授与時期の注意を記載しています。
決められた順番でまわる必要がありますか?
順番の決まりはありません。どの社寺から始めても構わないため、最寄り駅から近い順にまわるのが歩きやすい方法です。
1日で一巡できますか?
多くのコースは1日で一巡できます。日本橋七福神のように1〜1.5時間程度でまわれるコンパクトなコースもあれば、鎌倉・江の島七福神のように電車移動を挟んで1日かけるコースもあります。
このマップの利用に登録は必要ですか?
必要ありません。登録もログインもなしで、すべての機能を無料で利用できます。参拝済みの記録はお使いのブラウザ内にのみ保存され、サーバーには送信されません。
御朱印の写真は掲載していないのですか?
御朱印の写真は当サイトでは掲載していません。御朱印は各社寺が授与するものであり、写真の多くも撮影された方に権利があるため、無断で転載しないという方針をとっています。代わりに、その御朱印を紹介している公式サイト・観光協会サイト・御朱印専門サイトやブログへのリンクをカードに添えています。御朱印のデザインは変更されることがあるため、実際に授与されるものと異なる場合があります。