研修内製化のススメ

社内講師の育成~ファシリテーションスキル編

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社内の一般社員が研修講師を担当する際に身に付けておくことで、研修効果がアップするファシリテーションスキルをご紹介します。
ご紹介するファシリテーションスキルは以下の3つです。

  1. よく観る、よく聴く
  2. 問いかけする
  3. 質問を引き出す

ぜひ、研修を運営する上で参考にしてみてください。

1.よく観る、よく聴く

研修講師は自分の話し方や話す内容に意識が向きがちですが、伝えたいことが受講者にちゃんと伝わったのかに注目することが大事です。
研修は、講師がうまく話ができたかではなく、受講者に研修を通して、どうなってほしいかというゴールを達成することが目的だからです。
そのため、受講者が理解しているかどうか、納得しているかどうか、共感しているかどうかを態度や表情、グループワークでの発言に意識を向けながら講義運営するようにしましょう。
もし、受講者が集中力を欠いているようなら、問いかけや声を大きくするなど意識を向けさせるように工夫したり、理解していないようなら、もう一度説明したりするなどの工夫が求められます。

2.問いかけする

受講者の理解を確認する上でも、受講者の理解を深める上でも重要なのが、“考えさせる”ことです。
「〇〇さんはどのように思いますか?」や「皆さんはどのように思いますか?」という問いかけを挟むことで、相手に考えさせることができます。
そうすることで、受講者は自分の頭で考えるので理解が深まりますし、集中力も高まります。また、自分の頭で考えることで記憶にも残りやすくなります。
私は、研修講師の準備をする際に、全てのページにあらかじめ、問いかけを一つ準備しておきます。
実際に全ての問いかけをするわけではありませんが、内容の重要度や受講者の様子を見ながら問いかけるようにしています。

3.質問を引き出す

研修のゴールを達成するためには、受講者の抱える不明点や疑問を解消することが重要です。不明点や疑問点があると、理解不足になってしまい、ゴールを達成することが出来なくなるからです。
休憩に入る前や研修が終了する前に必ず「何か質問はありますか?」という問いかけをすると良いでしょう。
しかし、それだけでは、なかなか質問が挙がらないのが現実です。皆さん自身も、学生時代、一人だけ手を挙げて質問はしづらいな、という感情を一度は持ったことがあると思うのでお分かりいただきやすいと思います。
そこで質問を引き出すポイントは、「質問すること自体に価値がある」ということを研修の冒頭から何度も伝え、心理的な安全性を作ることが大切です。
万が一、質問の内容が的外れであったとしても、「積極的なご意見、ありがとうございます」と肯定してから質問に答えるようにしましょう。
また、「何か質問はありますか?」と言われても、思い浮かばないケースがあります。
無理やり質問を引き出す必要はないと思うかもしれませんが、ただ単に、教えた内容の理解や活用イメージが深まっていないだけのことがあります。
そう言った場合には、「皆さんがこのスキルや知識を現場で活用する時に、困ってしまいそうだな、迷ってしまいそうだな、と思うことはありますか?」と考える視点を与えると、質問が出やすくなります。
なお、たまに、休憩中に個別に質問をしに来る受講者もいます。そういった場合は、休憩が明けたら、「先ほど、○○さんが△△という、とても良い視点の質問をしてくらました」と全体に共有するようにしましょう。
そうすることで、一人だけの学びが受講者全員の学びに繋がり、学習効果も高まるからです。

『社内講師の育成』について、以下の記事もおすすめです。
ぜひ、参考にしてみてください。

社内講師育成~基礎テクニック編
社内講師育成~小道具テクニック編
社内講師育成~トレーニング編

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